1953-08-06 第16回国会 参議院 本会議 第35号 然るに、昭和二十六年以来、朝鮮休戦機運の濃厚となるに連れて、いわゆる新三品と言われた輸入軍需物資を初めとする原料物資等の暴落によつて、経済恐慌は激化して、独占資本はこの状況に対処するため、一方においては、政府と結託をして、通産省の勧告或いは外貨割当の削減という行政措置によつて操短と価格の吊上げを実施して、独占禁止法を公公然と犯しますると共に、他方、独禁法そのものの骨抜きを策しまして、そうしていわゆる 永井純一郎